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第2回資料作成委員会を開催しました。

 8月30日(水)第2回資料作成委員会を開催しました。
 7月27日(木)の第1回資料作成委員会で振り分けをした「幸せシリーズ」のプロットや執筆分担に従い、各自が持ち寄った第一次原稿を検討しました。
 今回の「幸せシリーズ」は、前回と同様に人権課題ごとに作成することにしました。特に、学習する人にとって見やすいことを主眼に置き、各作成委員の方に文章量やイラスト、図等を工夫して作成していただきました。


 委員会ではこれまでの資料も参考にしながら、内容等が検討されました。


 


 今後、様式を整え、修正を加え、第二次原稿を作成していただき、10月の第3回資料作成委員会で最終原稿を仕上げる予定です。

 時代や社会状況に即した人権尊重社会への実現への視点を取り入れるなど、さらに、充実したパンフレット完成に向けて、取り組んでいきます。

2023年09月04日

第3回人権・同和教育指導者養成講座を開催しました。

 10月11日(水)、香川県教育委員会人権・同和教育課との共催で実施している人権・同和教育指導者養成講座を国立療養所大島青松園で開催しました。今回は午前と午後の2グループに分かれての見学でした。高松港で集合し、官有船に乗り、庵治沖にある大島をめざしました。


 まず、午前のグループは、入所者の方からお話を聞きました。中学校の時に発症し、卒業後、プロミン(ハンセン病の治療薬)ですぐに治るからと言われ、故郷から大島へ兄に連れられて来たそうです。
 大島での生活や重病者の看病、食事や土木作業などについて詳しく説明をいただきました。つらい出来事やしんどい作業の話とともに、ふるさとへ帰郷した時の親、兄弟、近所の人たちとの和やかな様子を聞き、心が温かくなりました。


 続いて、これまでに亡くなった多くの入所者の遺骨が眠る納骨堂や遺灰が納められた「風の舞」を見学しました。死んでからも差別を受け、故郷に帰れなかった人たちが風に乗り、故郷へ帰りたいという思いが込められた「風の舞」を見ながら、参加者一人ひとりの心に感じるものがありました。


 その後、瀬戸内国際芸術祭でも公開していた「解剖台」やかつての居住施設を見学しました。

 最後に、社会交流館を見学しました。1955年当時のジオラマやハンセン病についてのパネルなどのさまざま展示物がありました。入所者の人たちが隔離された環境の中でも、ともに芸術や文化、スポーツなどを楽しみ、「生きること」に前向きに生活していたことがわかりました。


 半日の大島青松園の見学でしたが、今回は差別の悲惨さよりも生きること、ともに力を合わせることの素晴らしさを感じ取ることができました。
 皆さんも、ぜひ瀬戸内国際芸術祭などを活用して大島青松園を訪れ、直接、肌と心で入所者の皆さんの思いを感じ取ってみてはいかがでしょうか。

2023年10月16日

第3回資料作成委員会を開催しました。

 10月13日(金)、第3回資料作成委員会を開催しました。これは市町の住民や児童・生徒の保護者などを対象に人権教育・啓発を行うための人権・同和問題学習資料(パンフレット)の編集会議です。
 まず、表紙の絵とタイトルを決定しました。
      しあわせシリーズNO.23 タイトル
              「みんなしあわせ みんなの笑顔」


 次に、第2回資料作成委員会で検討協議したことをもとにして、各委員さんが作成した第二次原稿について意見や質問を出し合い、より見やすく分かりやすい内容となるよう協議しました。


 検討されたことをもとに、この後、各自が最終原稿を作成します。年末には各市町に人権・同和問題学習資料(パンフレット)の見本を送付できるよう準備を進めていきます。
 資料作成委員の皆様、たいへんお忙しいなか原稿を作成していただき、ありがとうございました。

2023年10月16日

第3回総務会・第3回理事会を開催しました。

 2月16日(金)午後2時より、2023年度第3回総務会、引き続き第3回理事会を開催しました。
 奈良香同教会長、平尾県教委事務局人権・同和教育課長のあいさつがあり、協議に入りました。


 香同教関係では、まず初めに第38回香同教研究大会における反省から、次年度へ向けた改善策について共通理解を図りました。
 引き続き、2023年度の事業報告・決算(中間報告)を行い、2024年度に向け活動方針や事業計画、年間行事、予算の各案について協議されました。
 また、5月開催予定の香同教総会及び部会別総会・研修会や10月開催予定の第39回香同教大会の実施要項について、話し合われました。


 理事会では、総務会で調整した事項も加えて協議され、次年度に向けた大筋を決めることができました。各部会でも一層充実した活動となるようご準備をお願いします。また、各研究大会については、判明次第お示ししていきます。
 熱心にご協議いただき、ありがとうございました。

 


 2024年度の研究大会の日程等について、お知らせします。
 
 ○第65回香同教総会及び部会別総会・研修会
   期日:2024年5月10日(金)10:00(受付開始9:30)~16:30
   全体会場:レクザムホール(香川県県民ホール)小ホール
   部会会場:レクザムホール・県立ミュージアム

 ○第71回四人研高知大会
   期日:2024年7月4日(木)・5日(金)
   全体会場:高知県立県民文化ホール オレンジホール・グリーンホール
   分科会場:高知市内12会場

 ○第39回香同教大会
   期日:2024年10月25日(金)9:30(受付開始9:00)~16:30
   全体会場:レクザムホール(香川県県民ホール)小ホール
   分科会会場:レクザムホール小ホール棟・サンポートホール棟・県立ミュージアム 

○第75回全人教研究大会
   期日:11月30日(土)・12月1日(日)
   開会行事:熊本市民会館大ホール
   分科会場:熊本市・八代市・玉名市・久留米市・大牟田市・鹿児島市

2024年02月20日

第3回研究推進委員研修会を開催しました。

 2月22日(金)、香川県教育センターで第3回研究推進委員研修会を開催しました。

 この研修会は、2024年度第39回香川県人権・同和教育研究大会における報告の検討を行います。そして、2024度第75回全国人権・同和教育研究大会、2025度第72回四国地区人権教育研究大会愛媛大会につながるものです。

 まず、全体会では、香同教会長、県教委人権・同和教育課長の挨拶の後、香同教事務局から今後の日程や報告原稿作成にかかる留意事項の確認、報告者派遣制度などについて説明を行いました。


 その後、各部会に分かれて計12本の報告内容を検討しました。報告者からそれぞれ説明を受け、研究推進委員や県教委、香同教事務局とともに検討していきました。
 
 幼・保・こ部会

 報告

  さぬき市立造田幼稚園
  聖母学園 桜町聖母幼稚園

 小学校部会

 報告        

  善通寺市立吉原小学校
  まんのう町立四条小学校
  東かがわ市大内小学校

 中学校部会

  報告
   宇多津町立宇多津中学校
   丸亀市立綾歌中学校
   髙松市立協和中学校

 高校部会

  報告
   香川県立香川丸亀支援学校
   香川県立農業経営高等学校

 社会教育部会

  報告
   坂出市市民部人権課
   多度津町教育委員会生涯学習課

 今回が各研究大会に向けた本格的な研修の始まりです。限られた時間でしたが、熱心にご協議いただきました。
 研修会で確認された課題をこれからの取組等により解決し、さらに教育内容を高め、各研究大会においてその学びと成果が広がっていくことを期待しています。
 参加者の皆さんのご尽力で充実した研修の機会となりました。深く感謝申しあげます。

2024年02月28日

2023年度第4回・2024年度第1回総務会を開催しました

2023年度第4回・2024年度第1回総務会を開催しました。

 4月17日(水)、2023年度と2024年度の副会長(各部会長)が参加して、総務会を開催しました。
 香川県人権・同和教育研究協議会 奈良 博史会長 香川県教育委員会人権・同和教育課 平尾 浩一郎課長の挨拶の後、協議に入りました。

 


 5月10日開催予定の第65回香川県人権・同和教育研究協議会総会について、総会の議案や資料内容、本年度の行事予定等を確認しました。
 総会や部会別研修会等の役員や運営上の要員を各部会にお願いしておりますので、当日はよろしくお願いします。

 続いて、7月4日から7月5日にかけて開催される第71回四国地区人権教育研究大会、10月25日に開催される第39回香川県人権・同和教育研究大会、11月30日から12月1日にかけて開催される第75回全国人権・同和教育研究大会における関係役員の確認を行いました。報告や司会をお願いしている皆さん、どうぞよろしくお願いします。

 2024年度も、各種大会や研修会等が開催されます。人権・同和教育の原点に立ち返って、お互いが向き合い、語り合うことを大切にしながら、報告校等の教育内容に学び、研究・実践を進めていきましょう。そして、一人ひとりが人権に対する正しい理解と認識をもって行動し、新たな第一歩を進めていきましょう。

2024年04月22日

第65回香川県人権・同和教育研究協議会総会、部会別総会・研修会を開催しました。

 

 5月10日(金)10時より、レクザムホール小ホールにおいて、第65回香川県人権・同和教育研究協議会総会が開催され、515名が参加しました。
午前中の総会では、2023年度事業報告・会計報告等があり、その後2024年度の活動方針案・事業計画案・会計予算案・新役員が提案され、ご承認をいただきました。新役員については、6月発行の香同教だより第136号にも掲載します。

 

 

 


総会終了後、社会教育部会より、「未来につながるしまづくり」と題して、直島町教育委員会の大岸法隆さんからの特別報告がありました。
直島町内のすべての住民が芸術の町としての誇りを持ち、海外からの観光客に対しておもてなしの精神をもって取り組む活動のようすが報告されました。多様性への理解や、国際化に対応した柔軟な考え方など、直島町ならではの活動に参加も大変興味をもって聞かせていただきました。


午後からは、各部会に分かれて、部会別総会・研修会が行われ、7月に高知で開催される四人研・11月に開催される全人教研究大会の報告者から報告がありました。お互いが向き合い意見を交流し、人間の尊厳と人権の確立にむけた研究と実践報告に学ぶことにより、参加者一人ひとりがこれからの自分の課題を確かなものにしていくことができたと思います。
参加者の皆様には、熱心にご協議いただき、ありがとうございました。

2024年05月17日

第1回研究推進委員研修会を開催しました。

 5月13日(火)、香川県庁で第1回研究推進委員研修会を開催しました。
 ここでは、7月4日(木)・5日(金)に開催される第71回四国地区人権教育研究大会高知大会での報告内容についての最終の内容検討を行いました。

 全体会では、香同教奈良会長・県教委人権・同和教育課平尾課長から挨拶があり、その後、香同教事務局から今後の日程や報告原稿作成にかかる留意事項の確認、報告者派遣制度などについての説明を行いました。

 分科会では、各部会から選出された研究推進委員を中心に、四人研高知大会の報告者・司会者が参加し4グループに分かれて、計11本の報告について検討をしました。


 5月10日の香同教部会別研修会等でいただいた意見も参考にしながら、報告原稿や読み原稿について話し合い、また、想定質問も考えながら、内容を深めることができました。
 四人研大会では活発に意見交換がなされ、人権・同和教育及び啓発の充実に向けて新たな第一歩を歩みだせることを期待しています。
 参加者の皆さん、ありがとうございました。

2024年05月17日

2024年度第1回理事会を開催しました

 5月24日(金)15時から香同教第1回理事会を開催し、香同教・四人教・全人教関係の各事業について協議しました。

 香同教会長ならびに県教委人権・同和教育課長からのあいさつがあり、その後各部会から選出された副会長・理事・監査・書記の皆さんより自己紹介がありました。

 

 はじめに、香同教関係では、今年度の事業計画の確認、第65回香同教総会の反省、第39回香同教大会の開催要項(案)、2025年度第66回香同教総会(案)等について協議しました。
 10月25日(金)開催予定の香同教大会については、日程と全体会・各分科会会場を確認し、6分科会となる予定です。また、来年度の香同教総会及び部会別総会・研修会は、2025年5月9日(金)にレクザムホール他で今年度と同様に総会10時開会、午後は13時30分開会の予定で進めています。
 四人教関係では、第71回四人研高知大会の役員、分科会構成等を確認しました。また、本県関係の報告順については、6月4日(火)に開催される四人教委員会で協議し、その後、決定次第、香同教ホームページでお知らせします。
 全人教関係では、第75回全国人権・同和教育研究大会が11月30日(土)・12月1日(日)にかけて熊本市ほかで開催されますが、香川県の参加については、大会第1日目13時開会の分科会から参加となります。分科会場は、熊本市、八代市、玉名市、水俣市、久留米市、大牟田市、鹿児島市という複数県での開催となっていることや、大会参加券は各自でWebによる事前購入をし、当日購入はできないことなどが留意点となっています。今後、全人教熊本県実行委員会からの開催要項や、全人教研究企画委員会からの情報が入り次第、お知らせします。

 ご参加いただいた理事のみなさんには、熱心にご協議をしてくださり、ありがとうございました。

2024年05月27日

第71回四国地区人権教育研究大会(高知大会)の報告順が決まりました

 第71回四国地区人権教育研究大会高知大会の報告順が決定しました。
 分科会は、7月5日(金)2日目の9時20分から始まります。なお、報告順は、午前中2本、午後2本となっています。

1-A  多度津町立四箇幼稚園  高知県人権啓発センター6階      報告順2
1-B  三豊市立下高瀬幼稚園  高知市文化プラザかるぽーと11階   報告順1
1-C  土庄町立土庄中学校   オーテピア4階            報告順4
1-D  三豊市立詫間小学校   ザ クラウンパレス新阪急高知3階   報告順3
1-E  観音寺市立大野原小学校 高知共済会館3階           報告順1

2    香川県立高松北高等学校 こうち男女共同参画センター「ソーレ」3階
                                    報告順2

3-A  香川県立三木高等学校  高知県立県民文化ホール          報告順4
3-B  高松市立玉藻中学校   高知会館2階             報告順4

4-A  東かがわ市総務部人権推進課  オーテピア4階         報告順3
4-B  綾川町教育委員会生涯学習課   土佐御苑2階           報告順1
4-C  丸亀市二軒茶屋総合センター  高知県立県民文化ホール     報告順2


2024年06月17日

第1回人権・同和教育指導者養成講座を開催しました。

 7月12日(金)香川県庁において、人権・同和教育指導者養成講座(香川県教育委員会事務局人権・同和教育課と共催)を開催しました。
 年間5回の開催を予定しているこの講座は、さまざまな人権課題についての理解を深め、人権教育・啓発のための手法などについて学習し、人権・同和教育の指導者としての力量を高めていくものです。

 

 初めに、講話①「人権教育・啓発の推進について ~最新の動向を踏まえて~」のテーマで、国・県の動向を踏まえて、「人権教育・啓発の取組」についてお話がありました。また、「アイコンシャス・バイアス(無意識の偏見・思い込み)」「マイクロアグレッション(小さな攻撃・日常の攻撃)」について、具体的な例を挙げ、人権尊重社会の実現に向けて『差別をなくす側として』ともに実践していくことを確認しました。

 

 次に、ワークショップ「多様性を尊重するとは」のテーマで、「幸せに生きるために必要なもの」、「宇宙人がやってきた」、「同じところ・違うところ」、「災害発生時の避難所」のエクササイズを行い、社会的弱者の立場に立つことで、大切にしたいことを一緒に考えていきました。

 

 

 午後からは、講話②「目に見えないわたしたち ~伝える勇気と知る勇気~」のテーマで、当事者によるお話がありました。
 その後、パネルディスカッションが「性の多様性について」のテーマで行われました。3名の当事者の方から、これまで自分が生きてきた中での悩みや戸惑い、支えてくれた友達やなかまとの関わりなどについてお話があり、会場の参加者からも質問や感想が熱心にかわされました。



2024年07月17日

第2回総務会・第2回理事会を開催しました。

 8月27日(火)14時00分より、2024年度第2回総務会を、引き続き15時15分より理事会を開催しました。
 奈良香同教会長、平尾県教委事務局人権・同和教育課長のあいさつの後、協議に入りました。

 まず10月25日(金)に開催される第39回香同教大会の開催要項・基調提案・開会行事等について協議しました。全体会・分科会での役員を確認し、各部会に運営のための要員の選出をお願いしました。要員については各部会から依頼がありますが、スムーズな運営ができますようご協力よろしくお願いします。

 今後の大会についても日程や報告者・司会者等の確認を行いました。
  2024年度 第75回全国人権・同和教育研究大会
         11月30日(土)、12月1日(日) 熊本市他
  2025年度 第66回香川県人権・同和教育研究協議会総会
          5月9日(金) レクザムホール他

 熱心にご協議いただき、ありがとうございました。10月25日に皆さんとお会いできることを楽しみにしています。

2024年08月29日

第2回研究推進研修会を開催しました。

 9月3日(火)、香川県庁で第2回研究推進委員研修会を開催しました。
この研修会は、2024年度第39回香川県人権・同和教育研究大会と2024年度第75回全国人権・同和教育研究大会(四人研高知大会での報告校等を除く)の報告についての検討会です。また、今回の香同教大会での報告は、2025年度第72回四国地区人権教育研究大会愛媛大会にもつながっていきます。

 事務局からの説明の後、6分科会に分かれ、各学校等から寄せられた計12本の報告内容を検討しました。
 報告者からの報告内容の説明の後、香同教大会の司会者を中心に、分科会の運営委員・会場責任者や部会選出の研究推進委員で、報告内容を検討しました。

 全体会

 

 第1分科会(人権確立をめざす教育・保育の創造)

 

 第2分科会(人権確立をめざす教育・保育の創造)


 第3分科会(人権確立をめざす教育・保育の創造)


 第4分科会(人権確立をめざす教育・保育の創造、自主活動)


 第5分科会(進路保障)


 第6分科会(人権確立をめざす地域の教育力)


 今年開催される香同教大会や全人教研究大会の報告原稿の最終検討会でもあり、熱心な協議が交わされました。大会本番ではこれまでの実践内容に自信をもって報告し、参加者との交流を深めてほしいと思います。
 

2024年09月05日

第3回人権・同和教育指導者養成講座を開催しました。

 10月8日(火)、香川県教育委員会人権・同和教育課との共催で実施している人権・同和教育指導者養成講座を国立療養所大島青松園で開催しました。26名の受講生が高松港に集合し、庵治沖にある大島をめざしました。
 まず、ハンセン病回復者である入所者の方からお話を聞きました。16歳の時に大島青松園に入所し、治療を受けながら、重病者の看病、食事や土木作業などに従事してきた生き方について詳しく説明をいただきました。つらい出来事やしんどい作業の話とともに、ふるさとへ帰郷した時の親、兄弟、近所の人たちとの和やかなようすを聞き、心が温かくなりました。

 次に、社会交流館を見学しました。1955年当時のジオラマやハンセン病についてのパネルなどのさまざま展示物がありました。入所者の人たちが隔離された環境の中でも、ともに芸術や文化、スポーツなどを楽しみ、「生きること」に前向きに生活していたことがわかりました。
 本日の研修の最後として、これまでに亡くなった多くの入所者の遺骨が眠る納骨堂や遺灰が納められた「風の舞」を見学しました。死んでからも差別を受け、故郷に帰れなかった人たちが風に乗り、故郷へ帰りたいという思いが込められた「風の舞」を見ながら、参加者一人ひとりの心に感じるものがありました。その後、瀬戸内国際芸術祭でも公開していた「解剖台」や、かつての居住施設も見学しました。

 大島青松園での研修では、入所者の方が受けてきた差別の現実を学ぶとともに、施設で力を合わせてたくましく生きている姿に感銘を受けました。
 皆さんも、ぜひ瀬戸内国際芸術祭などを活用して大島青松園を訪れ、直接、肌と心で入所者の皆さんの思いを感じ取ってみてはいかがでしょうか。

2024年10月09日

第75回全人教研究大会 香川県報告者の報告順が決まりました

第75回全国人権・同和教育研究大会の報告順が決定しました。
分科会は、1日目は11月30日(土)13:00~17:00、2日目は12月1日(日)9:00~13:00に行われます。

1-4  高松市立協和中学校    熊本市健軍文化ホール       第1日目
                                     ①本目

1-9  東かがわ市立大内小学校  川商ホール            第1日目
                 (鹿児島市民文化ホール)        ①本目

3-3  香川県立三木高等学校   大牟田文化会館小ホール      第2日目
                                     ①本目

4-1  東かがわ市人権推進課   八代市公民館           第1日目
                                     ②本目

2024年11月29日