第1回人権・同和教育指導者養成講座を開催しました。
7月12日(金)香川県庁において、人権・同和教育指導者養成講座(香川県教育委員会事務局人権・同和教育課と共催)を開催しました。
年間5回の開催を予定しているこの講座は、さまざまな人権課題についての理解を深め、人権教育・啓発のための手法などについて学習し、人権・同和教育の指導者としての力量を高めていくものです。

初めに、講話①「人権教育・啓発の推進について ~最新の動向を踏まえて~」のテーマで、国・県の動向を踏まえて、「人権教育・啓発の取組」についてお話がありました。また、「アイコンシャス・バイアス(無意識の偏見・思い込み)」「マイクロアグレッション(小さな攻撃・日常の攻撃)」について、具体的な例を挙げ、人権尊重社会の実現に向けて『差別をなくす側として』ともに実践していくことを確認しました。

次に、ワークショップ「多様性を尊重するとは」のテーマで、「幸せに生きるために必要なもの」、「宇宙人がやってきた」、「同じところ・違うところ」、「災害発生時の避難所」のエクササイズを行い、社会的弱者の立場に立つことで、大切にしたいことを一緒に考えていきました。


午後からは、講話②「目に見えないわたしたち ~伝える勇気と知る勇気~」のテーマで、当事者によるお話がありました。
その後、パネルディスカッションが「性の多様性について」のテーマで行われました。3名の当事者の方から、これまで自分が生きてきた中での悩みや戸惑い、支えてくれた友達やなかまとの関わりなどについてお話があり、会場の参加者からも質問や感想が熱心にかわされました。
